ニトリの遮光カーテン効果ない!?おすすめしない3つの理由

「リビングの外からの視界が気になる」「西日がキツイ部屋でストレス感じる」「寝室の光漏れで寝れない」

質にこだわらずに遮光カーテンを選んでしまった人のよくある悩みですが、ポイントさえ押さえれば「遮光カーテンの選び方」を失敗せずに快適に過ごせるようになります。

こちらの記事では、お値段以上。と言われているニトリの遮光カーテンの効果とおすすめしない理由について紹介します。

仕事柄アパート・マンション・戸建て賃貸住宅など何度も住み替えを繰り返し、いろんなお店のカーテンを取り付けた経験のある僕が「遮光1級カーテンの効果は怪しい」と感じたので、ニトリの遮光カーテンの効果や機能についてもバッチリ調査しました。おすすめしない理由を知りたい人はぜひ参考にしてください。

目次

ニトリの遮光カーテンをおすすめしない3つの理由

ニトリの店舗 カーテン

ニトリでは、「カーテンの測り方がわからない」「どんなカーテンが合うの?」という悩みに対して会員限定でオンライン相談サービスを無料で利用することができます。

カーテンの採寸取り付けサービスでは、500種類以上から選べるためにお気に入りの1枚を見つけることができます。

しかし、ニトリの店舗に足を運び遮光1級のカーテンを確認してみるとカーテン全体が光を通してだいぶ明るいことからおすすめできないと感じた理由を紹介します。

  1. 遮光1級が必ずしも統一規格ではない
  2. カーテン専門店ではないから接客に期待できない
  3. 価格優先の消費行動が損をする!?

詳しく解説していきます!

遮光1級が必ずしも統一規格ではない

ニトリの遮光カーテン

遮光1級と記載があっても、必ずしも統一規格ではないので光漏れの度合いを比較することができないません。この基準通りにしなければいけない明確なルールもありません。


遮光の度合いは、NIF(日本インテリアファブリックス協会)の定める基準で、JIS規格における「カーテンの遮光性試験方法 JIS L 1055」により遮光率を測定したもので確認することができます。

等級遮光率照度に関する状態
1級99.99%以上人の顔の表情が識別できないレベル
2級99.80%以上99.99%未満人の顔あるいは表情がわかるレベル
3級99.40%以上99.80%未満人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル
遮光の等級一覧

遮光率(%)=(1-(カーテンをセットした時の照度÷カーテンを装着しない時の照度))×100

遮光等級の検査方法については、JIS規格で定められた方法でカーテンをセットしてどのくらい光が漏れるかを検査します。

この試験環境で数値を満たしていれば、遮光1級カーテンと記載ができちゃうわけですが実際に生活してみると満たさない環境も沢山あるのが事実です。

カーテン専門店ではないから接客に期待できない

ちなみに、ニトリの遮光レベルは1~5段階に分かれており数値が高いほど光漏れが少ないカーテンになります。

外の視線からプライバシーを保護する見えにくいレースカーテン。ニトリ基準で見えにくさのレベルを設定しております。「遮光レベル」もご参考にカーテンをお選びください。数字が大きいほど、遮光度が上がります。
※昼と夜では光の環境が異なるため、同じレースカーテンでも見えにくさが変わります。

引用:ニトリ基準の<遮光レベル> ドレープカーテン

JIS基準の遮光1級がニトリ基準遮光レベル2~5に相当しますが、決められた試験環境で計測された試験データであれば嘘ではないです。

カーテンの専門知識のあるスタッフが少ないニトリなどの安売りをメインとしたホームセンターでは遮光カーテンの光漏れの悩みを解決することは難しいでしょう。

価格優先の消費行動が損をする!?

遮光カーテンを買うときは、「遮光等級が統一規格ではない」「遮光率は、各社であいまい」「設置環境で見えにくさが変わる」ので価格優先の消費行動をすると損をする可能性が高くなります。

カーテン全体から光漏れがあると、生活の様々な悩みに直結します。

  • 防犯面で効果が落ちる
  • テレビが見にくい
  • 外の光で寝れない

安物買いの銭失いにならないように注意が必要です。

ニトリの遮光カーテンは、効果ない!?

ここでは、ニトリの遮光1級カーテンを購入した人の口コミをご紹介します。ニトリ基準の遮光レベルが効果がないか確認してください。

  • ニトリの遮光1級カーテンの効果は怪しい!?
  • カーテン自体から光が漏れる
  • オーダーカーテンに制限がある
  • 上や横から光が漏れる

ぜひ参考にしてください。

ニトリの1級遮光カーテンは、コスパがいい!?

ニトリのカーテンは、実店舗のカーテン専門店と比較するとコスパがよいと評判です。

お金をかけずに部屋に入り込む日差しを抑えたい人に人気です。

ニトリの遮光1級カーテンの効果は怪しい!?

期待通りの効果が得られるのでしょうか。

ニトリの遮光1級カーテンを購入した人が、「カーテン自体から光が漏れているのは明らか」という悪い口コミがあったのでご紹介します。

ニトリの遮光1級カーテンに疑い。 先日ニトリで遮光カーテンを購入しました。 遮光1級をと書いてあったので、ほとんど光を通さないのかと思いきや、だいぶ明るい。 上や横から光が漏れる

引用:Yahoo!不動産 教えて住まいの先生

遮光1級と記載しているため、JIS規格内では合格レベルの遮光カーテンであることは間違いないです。

JIS規格で定められた方法でカーテンをセットしてどのくらい光が漏れるかを検査して数値を満たしていれば遮光1級(人の顔の表情が識別できないレベル)の商品になりますが、下記の2つのことから遮光の効果は怪しいお店があるのも事実です。

  • 仮にJIS規格違反表示をしても罰則がない。
  • 光漏れの感じ方は、人それぞれ違う

遮光の検査基準は、あいまいなので生地サンプルで光の通りにくさを確認する。専門知識のあるスタッフがいるカーテン専門店で購入すれば失敗がありません。

カーテン自体から光が漏れる

ニトリの遮光カーテン

ドレープカーテンを2枚重ねて黒い影ができてしまう場合、「カーテン自体から光が漏れる」可能性があります。

ニトリの遮光カーテン選びで後悔したくない人は、光を通しやすい薄く淡い色よりダークブラウンやブラックなどの濃く暗い色を選ぶことをおすすめします。

ニトリの遮光カーテン

またニトリでは、商品の価格を抑えるために海外生産品が多く品質のばらつきも考えられます。外れ商品を買ってしまったら返品交換をしましょう。

ニトリの遮光カーテンは、納期が長い

カーテンの光漏れは、防犯目的や心地よい睡眠のためにいますぐ欲しい人が多いです。

ニトリの遮光カーテンは、納期が1ヶ月ほどかかります。カーテン設置するまでストレスをかかえたまま生活しなければいけません。

オーダーカーテンに制限がある

ニトリでオーダーカーテンを購入する場合、サイズの決め方・カーテンの開き方・フックの種類など形式が決まっているのでおしゃれな丸窓や大きな吹き出し窓に取り付けることができない可能性があります。

ニトリの遮光カーテン サイズ

例えば、オーダーカーテン ガゼット ブルー 2倍ヒダ(幅-100/丈-140cm)を選ぶとサイズに制限があります。

幅:40-100cm

丈:40-140cm

壁紙に合わせておしゃれなカーテンの色が見つかってもサイズに制限があり選べないことがあるので注意してください。

上や横、下から光が漏れる

ニトリで既製品の遮光カーテンを選ぶと上や横、下から光が漏れる場合があります。

窓枠サイズとカーテンレールの設置位置により日差しが差し込み部屋が明るくなります。

カーテン上からの光漏れ対策は、窓のサッシが隠れるようにカーテンボックスをとりつけることおすすめします。

カーテンの横から光漏れ対策は、カーテンの両端をリターン仕様にすること。横側のうまく囲うかたちスキマを隠すことができます。

43.ニトリ 遮光カーテン 前アパートで使ってたカーテンが、下まで丈が足りてなかったのだ。日中でもプロジェクターが見えやすいように、いよいよ新調。遮光率99.99%でも、上下の隙間から光は漏れるよね。わけあって幅200cmx高さ215cmの1枚カーテン。

引用:Twitter@hetaresandayo ニトリ 遮光カーテン

カーテンの下からの光漏れ対策は、窓枠に対して生地の丈が足りないことが原因なので最適なカーテンの長さに注意する必要があります。

横幅や丈の長さが決まっている既製品カーテンを選ぶのは避けましょう。

1cm刻みでカットできるカーテン専門店でオーダーすることをおすすめします。

遮光カーテンの選び方、光漏れ対策方法

ここでは、遮光カーテンの選び方についてご紹介します。

ニトリの遮光1級カーテンの効果は怪しいけど、新居の生活でなるべく出費を抑えたい人はニトリでオーダーカーテンの中から「窓枠の大きさにに適したサイズを選ぶ」「光を通しにくい濃く暗い色を選ぶ」ことおすすめします。

とはいえ、遮光カーテンで失敗したくない人もいますよね。専門知識のあるスタッフが対応してくれるカーテン専門店に相談すると理想の窓辺作りができますよ。

詳しく解説していきます!

ニトリとネット通販の遮光カーテン比較

以下の項目について一覧でまとめました。

  • 1cm刻みでオーダーできるお店
  • 生地サンプルがあるカーテン専門店
  • 完全遮光カーテンが選べるお店
ニトリパーフェクトスペースカーテン館MUTUKI(ムツキ)CUCAN(クーカン)びっくりカーペットワードローブサンゲツ
参考商品遮光ドレープカーテン【ラソワ】
完全遮光ドレープカーテン(1.5倍ヒダ)
【Time Requiem】
完全遮光日本製ドレープカーテン
遮光カーテン【パレット パープル】日本製ドレープカーテン EEV253 リネンライク ミクスチャー イエロー 遮光1級/ドレープカーテン
サイズ指定・高さ(68~108・113~138・143~176・183~198・203~228・223~258cm)
・横幅(100・130・150・200cm)

・高さ(50~140・141~200・201~260cm)
・横幅(50~100・101~200・201~300cm)
・高さ(60~260cm)
・横幅(60 ~300cm)

・1cm単位でお客様のお好みの窓サイズに対応可能。
※サイズ外の大きなカーテンもお作りが可能な場合あり。

・高さ(80~130・131~210・211~250cm)
・横幅(80~105・106~125・126~150cm)
・高さ(80~260cm)
・横幅(30~400cm)
無料生地サンプルなし

※実店舗で確認が必要。
参考URL
ニトリ店舗一覧
あり

A5サイズの生地サンプル(お一人様3回、合計15枚まで無料)
あり

各商品番号ごとに1冊のカーテンサンプル(測り方説明書、簡単採寸メジャー、鉛筆、次回使える500円クーポン同封)
あり

15cm角の大きな生地(お一人様5枚まで無料、メール便でお届け、採寸メジャー付)
あり

10cm角程度の大きさの生地(お一人様5枚まで無料、メール便でお届け)
なし

生地サンプル、サンゲツの見本帳の商品購入不可

※実店舗で確認が必要。
参考URL
サンゲツショールーム
JIS基準の遮光度1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光

ニトリ基準の遮光レベル(0~5)
完全遮光・1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光

濃い色のカラーでご検討、裏地付き縫製の提案可能
完全遮光・1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光1級遮光・2級遮光・3級遮光・非遮光
ニトリとネット通販の遮光カーテン比較一覧

パーフェクトスペースカーテン館・CUCAN(クーカン)・びっくりカーペットは、実際の生地を手に取って色味や厚み、透け具合など確認することができます。

ニトリ以外のカーテン専門店は、あなたの要望に沿い、さまざまな窓の大きさやかたちに合わせて1cm単位でオーダーカーテンを作ることができるので窓の隙間の光漏れ対策もバッチリできます。

1cm刻みでオーダーできるお店

ニトリのオーダーカーテンは、約450種類の中からあなたのお好みの生地を選び1cm単位でオーダーできるので下からの光漏れ対策は可能です。

しかし、窓の種類・大きさ・設置位置・取り付けるカーテンの種類によって最適な長さは違います。

例えば、「掃き出し窓の場合は、床から約1cm短くする」「腰高窓の場合は、日差しが入りやすいので窓枠より15〜20cm長くする」などがあげられます。

ニトリでオーダーカーテンを選ぶ時に、あなたのお家の図面を見て専門的なアドバイスできるスタッフがいるかどうかは不安です。

カーテン通販の専門店なら1cm刻みでカーテンのサイズをオーダーできるので横幅や丈の長さをピッタリのサイズに仕上げることができるのでおすすめです。ニトリの実店舗でオーダーするより価格が安くなるメリットもあります。

生地サンプルがあるカーテン専門店

スマホやパソコンからカーテンの色を確認したときと届いた商品の色が違ったということはよくあります。

ニトリのオーダーカーテンは、実店舗に行かなければ商品の色を確認することが出来ません。また、注文してから商品内容の変更やキャンセルも受け付けてくれません。

無料で生地サンプルを届けてくれるカーテン専門店を選ぶことおすすめします。

理由は、生地サンプルを照明に当てることができるからです。あなたの目で光漏れ具合を確認することができます。

完全遮光カーテンが選べるお店

ニトリの遮光カーテンは、JIS基準の遮光度1級までの商品しか取り扱いがありません。

遮光カーテンは、1級より上のレベルの完全遮光カーテン(完全に光を遮りたい方へおススメ)を取り扱っているお店もあります。

例えば、パーフェクトスペースカーテン館の完全遮光カーテンは、生地の裏にアクリル樹脂のコーティングが施されています。。

「完全遮光」のカーテンは、遮光率が限りなく100%に近いカーテンです。 強い日差しもしっかり遮ってくれるので、ぐっすり眠りたい寝室や、ライトの光が気になる沿線沿いや道路沿いのお部屋、ルームシアターを楽しみたいお部屋にもおすすめです。

引用:パーフェクトスペースカーテン館 遮光カーテン

いままでの遮光生地では体感できない効果を期待できます。遮光アップでいままで以上の断熱、防音、保温効果で暮らしが快適になります。

光を通しやすい色でも光漏れしないカーテンが選べるお店

光を通しやすい色の遮光カーテン

ニトリでは、遮光1等級のカーテンでも生地全体から光が漏れてしまうことがあります。そのため光を通しにくいダークブラウンやブラックなどの濃く暗い色を選ぶ必要があります。

パーフェクトスペースカーテン館とMUTUKI(ムツキ)なら完全遮光カーテンも用意されているのでカーテン全体の光漏れの悩みを解決できます。

カーテン専門店なら裏地付き縫製対応など生地の質にもこだわっているため光を通しやすい薄く淡い色を選んでも光漏れの心配は少ないでしょう。

濃く暗い色のカーテンを選んでしまうと部屋全体が暗くなってしまうため、壁紙に合わせておしゃれにコーディネイトを楽しめるカーテン専門店をおすすめします。

まとめ

今回は、「ニトリの遮光カーテン効果ない!?おすすめしない3つの理由」をご紹介しました。

遮光カーテンのメリット
  • 防犯面で効果が上がる
  • 音漏れ・騒音が気にならない
  • テレビが見やすい
  • ホームシアターが楽しめる
  • 外の光を気にせず寝れる
  • 断熱効果が果が上がり夏・冬快適に過ごせる
  • 紫外線から床・家具を守れる

カーテンで遮光性を高めると生活の悩みを解決できます。

ニトリでは、生地の無料サンプルがない。外れ商品を購入するとカーテン自体から光が漏れる。十分な顧客対応を期待できないことからおすすめしません。

カーテンの専門知識のあるスタッフに相談しながら決めたいですね。

あなたのお部屋のぴったりのカーテンが見つけて、ぜひ快適に過ごしてくださいね。


こちらの記事では、「【カーテンの通販】おすすめはどこ?安くておしゃれなお店5選」の記事内の中で部屋の光漏れで悩んでいる人向けにおすすめの完全遮光カーテンを用意している「パーフェクトスペースカーテン館」「MUTUKI(ムツキ)」について詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。

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